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~庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密(保護者会主催・夏祭り)~

園長つうしん

今回は見えない秘密は、保護者会の夏祭りです。庄内こどもの杜幼稚園ではなく「庄内こどもの杜幼稚園保護者会」の見えない秘密ですが、タイムリーなので記載しました。(私の記憶による記述ですので、詳細が間違っているかもしれませんが、そこはお許しを)

 「保護者会主催・夏祭り」は、親子で楽しめる一日イベントを実施することと、その夏祭りで得た収益金を保護者会予算に繰り入れ、子どもに還元することを目的として実施されています。

 

 以前は「夏祭り」ではなく、「バザー・模擬店」という名で秋に開催されていました。園庭は飲食販売コーナーとして、おでんやうどんなどの温かいメニューやジュース・ラムネ等が販売されていました。神社境内はゲームコーナー、ホールではバザーを盛大に開催していました。特にバザーは未使用の新品、手作りカバン等ホール一杯に並ぶほどの力の入れようで、地域の方も朝から並んで来られるほど、人気がありました。

 

 現在のように開催季節が夏に変わったのは、平成元年に阪神淡路大震災による園舎改修工事をする時、秋は工事期間で使えないため、時期を早めて夏休み前の実施となりました。最近熱中症の対策として秋開催を検討されましたが、秋の園行事や地域行事との兼ね合いにより、現在も夏開催となっています。

 夏開催に合わせて、園庭の飲食販売も、飲み物以外におでんやうどんの代わりにかき氷やたこせんべいに代わりました。

 

 また盛況だったバザーですが、準備やバザーに出す提供品の収集・整理の負担が大きくなってきましたので、平成26年にバザーを思い切ってやめて、現在の名称通り「夏祭り」という、無理なくできるスタイルに変更されました。

 

 新型コロナウイルス感染拡大により、夏や秋の様々な地域行事が中止となり、子ども達が地域と関わる楽しみの場が極端に減ってしまいました。

 そんな中ではありながらも、子ども達の楽しみの場を守るため、中止ではなく出来る形を検討し実施運営された役員さん、またそれを協力的に参加された保護者の皆様、それらの姿にとても敬意を表したいと思います。

 これらはきっと子どもたちの貴重な経験となったと確信しています。