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庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密（園庭の土）
当園の園庭の土についてお話いたします。
当園の園庭の土は、学校の運動場に使用される黄土色や茶色の真砂土ではありません。黒っぽい色の、無害で有機的な保水性の高い性質の畑の土を使っています。
真砂土は、花崗岩（かこうがん）が風化したもので、安価で学校の運動場だけでなく、建築現場でも広く使われています。多くの幼稚園・保育所の園庭はこの土を利用しています。しかし当園でその土を利用しないのは、真砂土の短所の一つである、保水性が悪く、動植物の生育に不向きであるからです。
この緑豊かな園庭をよりよくするために、あえてホームセンターにある腐葉土を入れています（園庭の樹木が落とす葉っぱも、あえて残しています）。
真砂土よりも畑の土の方が、クッション性があるので大きな怪我の防止にもなります。化学物質も少なく生物がより育つことのできる畑の土は、子どもの健康・体にとっても良いことは言うまでもありません。
ただ、水を含むとべちゃべちゃにはなりますが、それはそれで子どもの楽しい遊び場になるので、その点はご了承ください。
2021年8月31日