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園長通信(令和5年4月号)

園長つうしん

園長つぶやき~園関係者が「みんなのなかで、やりたいことをする人」に~

ご入園ご進級おめでとうございます。

アフターコロナの一年目を祝うような、春の心地よさを感じる季節となりました。

さて年度はじめの挨拶は、当学園の理想とする子どもの姿、「みんなのなかで、したいことを出来る人」に関連したお話をさせて頂きます。

 

皆さんは、「誰もやってないけどやってもいいよ」と言われたコトをやりますか?それともやりませんか?

何の話かといいますとそう、マスク着用の話題です。

 

つい最近までは、マスクをするのが当たり前の世の中でした。

屋外の移動中など着用不要とされる場所でも、マスクを着用してない人を見ると、悪いわけではないのに見慣れない姿についつい目線がいくことがあると思います。

世間は3月13日(学校関係は4月1日)から、やってはいけないから個人の判断でやってもいいよ、という逆転現象がおこりました。

世の中の変化にすぐ行動に移せる人もいれば、まだ心の中で整理がつかずそのままの人、周りが変わったら一緒に行動しようと考えている人、様々だと思います。

 

個人の判断に委ねられるような、自分の信ずるものを実行すること、今まで誰も進んだことない正解かどうか分からない道に進んでいくこと、日本人にとってはとても勇気が必要です。

「みんなの中でしたいことができる」というのは簡単ではない行為ですが、その行為をする勇気は、どう生まれると思われますか?

 

このような勇気は、小さい頃のちょっとチャレンジ体験を肯定された積み重ねが、とても大きく影響してきます。

失敗しても「よくチャレンジしたね・トライしたね」と、周り人から肯定されてきた体験です。

そんなチャレンジの過程に対する肯定は、「成功するか分からないがやれるかもしれない」という「根拠のない自信」を生みます。

その自信は、ポジティブ思考につながり、自分から新たな社会に向かえます。

 

そんな「根拠のない自信」をこの園でつけたいと思っています。

その育ちを願うような様々なチャレンジをする園でありたいと思っていますので、保護者の皆様もどうぞご協力よろしくお願いいたします。