～庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密（クラス懇談会）～

園長つうしん

今回の見えない秘密は、クラス懇談会についてです。庄内こどもの杜幼稚園では年２～３回のクラス懇談会を実施しています。

　クラス懇談会の大まかな流れは、前半は子どもやクラスの様子をお伝えして、後半は我々が設定したテーマで保護者同士が語り合ってもらう内容です。

　このクラス懇談会を通して、私は「みんなが学びあうクラス懇談会」であればと思っています。

 

　職員にとっては、「保育の専門性が磨かれる機会」です。

　保護者の皆様に、子どもが遊びを通して何を楽しんでいるかだけでなく、「何が育ったか」と目に見えない力をご説明して、次に専門家として何をしていきたいかという「行動計画」をお伝えします。

　ただ楽しく遊んでいるだけではないことを、語ってお伝えすることで学びが生まれます。

 

　保護者にとっては、「園・クラスの方針を理解する機会」と、「保護者同士で学びあう機会」です。

　園の方針を理解することで、安心していただくだけでなく、家庭の育児に還元してもらえればと思っています。

　また保護者同士の語り合いの場では、お互いの関係が近づけるきっかけとなるようにと趣味や嗜好を披露しあったり、また家庭の子育て方法の情報交換をすることで、自分自身の振り返りになればと思っています。

　

　昨今では、自分の子育てに対して自信を持てない保護者が多いという統計も出ていて、特に一人目の子育てに対して自信を持つのは、なかなか至難の業です。

　自信を持つには安心感が必要です。

　園の職員の子どもの育ちの解説で、「ああ、わがままと思える姿は、とても大事な力なんだ」と、子どもの月年齢に応じた姿を理解するコトで得られる安心感。

　また保護者同士で語り合うことで、「自分だけじゃなかった」、「色々やり方があるんだな」と共感と豆知識を得られるコトでの安心感。

 

　今後も、「みんなが学びあうクラス懇談会」になるよう努力いたしますので、御多忙な中ではあると思いますが是非皆様奮ってご参加ください。

2022年9月14日