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庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密(園庭の植物)

園長つうしん

今回は、当園の植物についてです。

園庭には、30種類以上の実や花のなる木・花・草を植えています。多くの生物もいます。12月には園庭植物の紅葉も眩しく映っています。

見る人によっては、「植物がなかったらもっと走り回れるのでは?」「枝が危ないかもしれない」などの意見があるかもしれません。

 

なぜ当園がこのような園庭にしたのかと言いますが、それは「古き良き昔に合ったものを取り戻すため」です。

昭和初期の庄内は、田園風景が多く、庄内駅から庄内神社の木々が見えたそうです。ザリガニやメダカも取ることもできたと聞いています。でも、今の庄内地域は住宅街となり、自然はほぼなくなってしまいました。そんな状況を見ると、子ども達が日常的に遊ぶ園庭は、小学校の校庭のような運動場スタイルではなく、服部緑地のような環境の方が、きっと心が躍り、遊びたくなる場となるのではないかと考えて緑化しました。

園庭の木々は「遊べる」「食べられる」「紅葉や花が美しい」などの視点で選択して植えました。

現在は植物たちも育ち、今年度は初めてレモン・ブドウの実がなりました。

 

我々が目指す園庭は、イメージでいうと「となりのトトロの、メイちゃんが遊んでいた場」です。

 

最後にちょっとした園庭クイズ。

園庭の池は、実は園の生き物好き男性職員(私ではありません)が一人で穴を掘って作りました。良ければ誰が作成者か探してみてください。